新規開業に伴うメニュー開発を進めていくにあたり、当然ですが皆さん売れる事を前提で開発を行います。
誰しも売れないものを作りたくはなですし、自身で考えた商品は思い入れもあるので当然売れると思ってリリースしています。
しかしリリースしてみたら、現実には予想通りに売れない事も度々あるのではないでしょうか。
もちろん我々も売れると思ってどの商品も開発しておりますが、残念ながらすべてがうまく行くわけではありません。
ただそんな中でも、売れる時にはそれなりに共通項があるように思います。
そこで今回のブログでは、日々カフェメニューの開発に取り組むメニューの専門家として、我々が考える『売れる商品づくり』の考え方についての見解をお伝えしていければと思います。
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定番を尖らせる
弊社の見解で申し上げますと、売れる商品というのは誰もが馴染みのある『定番商品』である場合が多いように思います。
反対に「名前を聞いたことがない」「味の想像がつかない」などの普段馴染みのない商品というのは、売れる商品という観点から考えるとお客様からは敬遠されがちです。
よく「人は食に対して保守的だ」という話を聞きますよね。
実際に開発視点で考えてみるとこの言葉は真実で、事前に口コミなどでお客様が事前情報を得ていない限りは、お客様は食での冒険は求めていないように感じています。
とはいえ定番商品を馴染みのある形で提供しただけでは、誰もが知るゆえにお客様の記憶には残りませんし、売れる商品へと昇華させる事は難しいのです。
特に今はどこで食べてもそれなりに美味しいので、頭1つ抜けている価値がないとお客様からの支持を得る事はできません。
そこで弊社が考えるその答えが、『定番商品をとにかく尖らせること』だと思っています。
定番商品を尖らせるための手法は様々で、例えば「ボリューム満点する」「味のバリエーションが楽しめる」「フワフワ・モチモチの食感」など多種多様です。
そんなに難しく考える必要はなく、視点を少しだけずらして考えればよいのです。
例えばパンケーキは今までのしっとりした食感のものから、ボリューミーでフワフワなスフレ食感にしたことで新たな価値が生まれた好例です。
美味しい事は当然ですが、それ+αの価値作りが今の時代には『売れる商品』の必須条件と言っていいのかもしれません。
旬を扱う
次に『旬』というのも、売れるポイントとしては重要です。
ここで言う『旬』とは、季節だけでなくトレンドも指しています。
お客様は、この時期しか食べれないものや話題のものに興味を持つ傾向があります。
例えば皆様の中にも「この商品を注文しよう」と思ってお店に入ったけど、「季節限定商品」と書いてあるポスターを見て思わず注文を変更してしまった。という経験ありませんか?
それだけ「季節限定」というワードにはパワーがありますし、例えばここに「産地直送」や「朝採れ」などのワードが加われば、さらに魅力が増してお客様の興味を惹きやすくなります。
また「話題のもの」という視点で言うと、例えば「テレビで特集されていた」「SNSでよく見かける」「行列ができている」というのは注目されているという証拠ですよね。
そういった状態を目にすると、やはり気になりますし「一度試してみたい」という心理が働きます。
旬というのは「今」をアピールするのには最適な手法で、期間限定で販売する商品にはとても有効であると弊社では考えています。
写真映えを意識する
SNSが普及した今は、写真を撮る事を目的として飲食店に行く時代です。
味だけでなく見た目を意識する事は、カフェにとって外せない重要なポイントとなりました。
下手すれば、味が競合他社に勝っていても『写真映え』をしていなければ、商品力で負けていると言われてもおかしくありません。
その『写真映え』を表現するキーワードとして、「オシャレ」「カワイイ」「インパクト」などが、相性の良いキーワードと言っても良いでしょう。
そんな今どきの写真映えを勉強するには、とにかくメディアで取り上げられるような盛付けのトレンドを知る事です。
例えば人気のお店に行ってみたり、インスタでアップされているものを調べたり、インテリアショップのキッチン雑貨コーナーを回ってみたりと、幅広くトレンドを知ることがとても重要です。
とにかくそういったインプットを増やす事でセンスが磨かれ、売れるメニューの盛付けへと繋がっていきます。
(インプットの大切さは、こちらのブログで詳しく書いています)
繰り返しになりますが、今は写真を撮る事を目的として飲食店に行く時代ですので、日々のセンスのブラッシュアップは感度の高いお客様がご来店されるカフェにとっては重要な項目なのです。
おわりに
以上のように『売れる商品』を作るには、個性・季節感・トレンドなどを上手く取り込む必要があります。
先程も申し上げましたが、そのためにはまず様々なお店を回り、自身の「体験」を増やす事が大切です。
カフェは味もさることながら、そのショップが発信する「スタイル」や「センス」をお客様はとてもよく見ています。
カフェという業態は、ファッション的な要素を大いに含んでいるので、アパレルやライフスタイルショップと同様にトレンドに敏感である事が重要なのです。
ですので、色々なお店を回り「体験」を繰り返す事で、あなたの“売れる”商品開発のセンスは必ず磨かれていくのだと我々は考えています。
弊社ではそんなトレンド情報のご提供も積極的に行っていますので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。
※あわせて読みたい記事『 ゴーストレストランから学ぶ、デリバリーのメニュー戦略 』
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