カフェでテイクアウトを新たに始める場合、当然ですが専用の容器を仕入れなければなりませんよね。
今時ネットで調べればすぐに仕入先は見つかりますし、購入も簡単にできます。
またオリジナルデザインを入れたければ、専門の業者さんもいらっしゃいますので、オシャレな容器を使ってテイクアウトが始めることも可能です。
Instagramを見渡してみると、オシャレな容器に入ったドリンクやフードをアップしている人が大勢いらっしゃいますし、ああいった感じでアップしてもらえるように我々もしたいですよね。
とはいえ、そうとばかりは言ってられないのが開発側の視点です。
実際に、弊社が容器選定に携わる場合には複数の視点から慎重に選定を行っています。
仕入れの簡易さやデザインも重視したいところですが、どちらかといえば現実的な運用に比重を置いて選定を進めます。
現実的な運用を軽視してしまうと、どんなにデザインが良くても実際運用を始めてみたら「失敗した」と思うことがザラにあるからです。
ではそのような失敗を防ぐために、弊社ではどのような部分に着目して選定を行うのか。
今回のブログでは、我々が容器選定の際に気をつけているポイントについてお伝えしていこうと思います。
サイズ
まずは容器のサイズ確認から始めます。
容器のサイズは内容量に影響を及ぼしますので、ドリンクカップで言えば何ml入るのか、フード容器で言えばタテ×ヨコ×高さはどのくらいなのかを調べます。
そのサイズ次第では、ストローの長さやお渡し時の袋の大きさなどの関連包材も変わってきたりしますし、既存のレシピとのグラム数に差が出てしまうなどの障害が出てしまい、同じ商品と言いづらくなってしまうからです。
ですので、そのようや要件を加味しながら、弊社では最終的な仕様を意識しつつ選定をおこなっていいます。
原価
テイクアウト容器を仕入れるという事は、言い換えれば注文ごとに容器コストがかかるという事です。
イートイン販売の際には、グラスや食器は洗浄して再利用するのが当たり前でしたが、テイクアウトとなるとそうはいきません。
容器代がかかるといえども商品が同じなので、テイクアウトだけ価格を高くしてしまうとお客様にはなかなか納得してもらえません。
ですので、基本的には商品原価として容器代は飲み込んで考えなければならないので、どのくらいの原価をかけるかには敏感かつ現実的な価格の着地点を意識しつつ選定を行います。
ロット
そして仕入れロットも、選定にあたり注視をします。
例えば仮にベストな容器が見つかったとしても、仕入れ単位が数千、数万とかになると店舗様の負担が大きいすぎるので敬遠します。
もちろん代替がない場合は飲み込む場合もありますが、基本的にはロットの大きいものは避けるようにしています。
収納場合も取られますし、1回あたりの仕入金額が大きくなるのをできるだけ避けたいからです。
実際オリジナルデザインの容器を制作し仕入れを行なっている店舗様などでは、1万などの単位で容器を購入し、一回の取引で十数万円単位で仕入れを行なっていたりします。
そのような店舗様のバックヤードには、ダンボールが山積みになっており、かなりの場所を取られているというのが現実の状態です。
ですので弊社からご提案する時は、極力少ない単位で購入できるものの中から選定するように心がけています。
おわりに
以上のように、容器選定には様々な要件が存在し、総合判断で考えるようにしています。
本来はカフェなのでデザイン性を重視したいところですが、まずは現実的なところを押さえたうえでデザインに入るという順番になります。
我々はクライアント様の代役として容器選定を行っていますので、できるだけ負担のかからない選択をしたうえでオシャレさを追求するように心がけているのです。
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