弊社ではメニュー開発だけに留まらず、カフェ開業をトータルでサポートするサービスも提供しています。
その場合、まずはヒアリングから入るのですが、傾向として先に物件が決まっている方からのご相談が多いように思います。
物件が決まっているということは、立地・客層・競合が自ずと決まっている状態ですので、その中でどんな業態を企画していくのか考えなければなりません。
業態企画を進めるにあたり、まずはじめに行わなければならないのは今回のテーマでもある「コンセプト作り」です。
コンセプトがないと芯のないお店ができてしまい、お客様から見ても魅力がなく、これから開店させるお店に「行く理由」が見つけられなくなります。
当然行く理由がなければ、お客様の足も遠退き繁盛させるのは難しいので、コンセプト作りはとても重要なの作業です。
そこで今回のブログでは、物件が決まっている状態からはじめるコンセプト作りに関し、我々の考える手順に沿ってまとめていきたいと思います。
立地の特徴を知る
まずは大枠として、出店するエリアの特徴を知らなければなりません。
これからその地でビジネスを行っていくわけですから、そのエリアの特徴を知り、その中でマーケットの大きいところを狙っていくことを考えます。
マーケットが小さいところで勝負してしまうと、それと比例するように根本的なニーズも少なくなりますので苦戦することが予想されます。
ですから出店するその地の中で、マーケットボリュームがあるところを探し、そこから業態を考えていくのです。
そのために行う作業として、近隣エリアの人口統計や不動産会社が出しているエリア情報などを参考に、街としての機能やボリューム層が厚い住人の年齢層などを調査します。
そうすることで、プロの視点や数値的な視点をもって、その立地の特徴を知ることができのです。
競合の存在を把握する
そして次に行うのが競合調査です。
前項で調査した立地の特徴を基に、マーケットボリュームがあるゾーンを狙っていそうな近隣競合を洗い出します。
例え同じカフェであったとしても、ゾーンがズレていればそこは除外しますし、カフェ以外でも利用動機が重なるのであれば競合としてカウントしていくのです。
そしてその洗い出しができたならば、それぞれのお店のお客様が思う利用動機やメニュー構成などを考察し、比較をしながら次項の「とるべきポジション」へと移っていきます。
とるべきポジションを決める
これまででマーケットボリュームのあるゾーンを探し、競合となりうるお店の洗い出しを行いました。
そしてここから徐々にコンセプト作りの中核へと入っていくのですが、その際に肝として考えるべきは「どう競合との差別化を図るか」です。
すでにお客様を持っている競合と同じことをやっていては、ただ埋もれてしまうだけで勝ち目はないですし、お客様視点で考えてみても我々のお店に乗り換える理由が見当たりません。
ですので競合との明確な違いを打ち出し、お客様が来る理由を創出する必要があります。
そしてその創出には、「時代のニーズ」「商品の切り口」「利用シーン」などを明確に定義する必要があり、いわばその複合的な要素を一言に集約したものが「コンセプト」であり、かつとるべきポジションを示した言葉でもあるのだと我々は考えています。
おわりに
いかかがでしたでしょうか?
以上のような流れを踏みながら、我々はコンセプトを作り上げていきます。
準備8割といいますが、コンセプトがそのお店の行く末を決める重要な意思決定といっても過言ではありません。
そのくらいコンセプトというものは重要ですし、しっかりとした調査を基に組み立てていくべきものなのだと考えます。
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