メニュー表を作成する際、その見せ方次第で商品の売行きはガラッと変わります。
例えば今まで売れなかった商品が急に売れだしたり、高いものが売れ出して客単価が上がったりなど、メニュー表の見せ方ひとつで売上は左右します。
ただしそれが「偶然売れた」「偶然客単価が上がった」ではいけません。
売り手側が意図して作り上げ、いわば狙い通りに売れ筋を作っていく姿勢が大切です。
そこで今回のブログでは、メニュー表作成時に意識すべき点についてお伝えしていこうと思います。
メニュー表にはマーケティング戦略が必要
メニュー表はただ商品を紹介するだけのツールではなく、マーケティングを実行するための重要なツールです。
そこには売りたいものを売っていく設計や客単価を上げていく設計がなされていなければなりません。
例えば、オススメ商品を注文してもらうためにトップページの半分を使って商品説明をしたり、食後にスイーツを頼んでもらうためにデザートセットのバリエーションの充実を図ったりと、様々な施策を盛り込むことができます。
メニュー表は、お客様へ情報を届けることができる唯一のツールといっても過言ではありませんので、そこにマーケティングがなければならないのです。
売りたい商品は必ず写真付きで
メニュー表の中でも、写真付きかそうでないかで売行きに差が出ます。
やはり視覚からの訴求は、効果が高いです。
文字だけだとどうしてもイメージで注文しないといけなくなりますが、例えばハンバーグであれば肉汁が溢れる写真であれば美味しそうに感じますし、パフェであれば何層にもなっている色のグラデーションが美味しさを訴求しています。
写真は直感的にその商品の魅力を伝える事ができますので、主力商品には必ず写真をつけることをおススメします。
ただし、すべての商品が均一に写真があると主力商品の魅力がボヤけてしまうので、売りたい商品はサイズを写真のサイズを大きくしたり、説明分を長くしたりと、メリハリをつける事が大切です。
オススメの理由を明確に打ち出す
オススメ商品を売っていくためには、なぜその商品がオススメなのかを説明する必要があります。
お客様はその理由を求めていますし、納得して注文をしたいのです。
例えば、
契約農家から仕入れている野菜を使っているパスタだから
普段食事が偏ってしまっている人に向けた栄養価の高いスーパーフードを取り入れたサラダだから
ヨーロッパで修行を積んだパティシエが作る、自家製スイーツだから
このように「だからオススメなんだ」とお客様も納得したいのです。
メニューにそのようなストーリーがあると、それはただの商品ではなくなります。
いわばブランドバックを買うような購買心理で、妙に納得感が生まれてくるのです。
このようなお客様心理を汲み取ったマーケティングがメニュー表には必要となります。
おわりに
以上のように、メニュー表はだた取り扱い商品を羅列するツールではなく、売りたいものをおススメしたり客単価アップ実現させたりするためのマーケティングツールと考えるとよいでしょう。
多くの小さな飲食店では商品力に比重が置かれ、メニュー表に力を入れているとは言えない現状です。
商品力ももちろん大切ですが、それをどうお客様へコミュニケーションしてお伝えしていくかも同じくらい大切だと認識する必要があると言えるのかもしれません。
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