2020年4月現在、コロナウィルス感染拡大の影響でカフェはもとより飲食業界のあり方が大きく変わろうとしています。
今やテイクアウト・デリバリーサービスの導入で話題は持ちきりですし、否応なしにその波に乗らないと生き残りでさえ危ぶまれてしまいます。
そうなってくると商売のやり方は変わってきますし、主に空間を売り、コーヒー主体でビジネスをしているカフェにとってはメニュー構成自体も大きく変化させる必要があるといえるでしょう。
ではテイクアウト・デリバリーサービスに適応させていくために、どのようにメニューを変化させていけばよいのでしょうか。
そのヒントはゴーストレストランにあると我々は考えます。
今回のブログでは、そのゴーストレストランを分析することで、テイクアウト・デリバリー向けにどのようなメニューを構成し、どう差別化を行っていけば良いのか。弊社なりの見解を述べていきたいと思います。
HPはこちら ↓↓
専門店化
この外出自粛の時世でのテイクアウトやデリバリーの基本スタンスは、オンライン上で「見つけてもらい」「選んでもらう」ことと言ってしまってもよいでしょう。
その場合、戦場はスマホの中にあり、そのスマホの中でいかに自店の特徴を打ち出し頭一つ抜けるかが勝負の分け目となります。
ゴーストレストランを見てみると、人気が出ているお店は概ね一つのメニューに絞った専門店としての出店をしています。
何か決まったメニューを選ぶのであれば、色々なもの扱うお店より専門店から買いたくなりますよね。
ですので、カフェといえども何か強みを打ち出した専門化されたメニュー構成が必要となってくると我々は考えています。
ブランディング
それを行ううえで大切になってくるのがブランディングです。
強みを打ち出すにあたり「あなたのお店で購入する理由」が設計されていなければなりません。
例えば同じエリアに隣接していたとしても、ドトールの低価格のコーヒーよりもスターバックスのコーヒーを好んで飲む方が大勢いらっしゃいます。
同じコーヒーなのに、なぜスターバックスのコーヒーをわざわざ選択してしまうのでしょうか?
そこであなたが思い浮かんだその理由こそがスターバックスが行っているブランディング戦略の結果であり、価格以上に感じている『価値』だという事になります。
ゴーストレストランのブランディングを見ていると、専門店としてのコンセプトや世界観がしっかりと表現されて「このお店で購入する理由」が表現されています。
まずはゴーストレストランのメニュー構成を研究してみてください。
どの時間帯を狙うのか
専門店化を進めるうえで、時間帯の絞り込みも重要です。
大まかにはランチ・ティータイム・ディナーに分けることができますが、どこを狙うかでメニュー構成は変わってきます。
例えばランチでしたらドリンクとフードのセットが喜ばれますし、ティータイムならドリンクとスイーツがいいですよね。
ディナーはカフェとしては戦いづらい時間帯ではありますが、ランチ同様ドリンクとフードのセット内容をより中身を充実して販売していくのが有効かと思われます。
分かりやすい例でいくと、マクドナルドのバリューセットでしょうか。
そして最近ですと、『夜マック』というカテゴリーでパテを倍増させてお昼との違いを出していますよね。
繰り返しになりますが、ゴーストレストランで人気が出ているお店は概ね一つのメニューに絞った専門店としての出店をしています。
何か決まったメニューを選ぶのであれば、色々なもの扱うお店より専門店から買いたくなるというお客様心理を意識して下さい。
カフェといえども何か強みを打ち出した専門化されたメニュー構成が必要となりますので、どの時間帯をメインで狙っていくか絞り込むことも専門店化を行うための重要な項目だといえます。
おわりに
無店舗型のゴーストレストランというのは、オフライン上では実在していないのと同じなのでオンライン上での存在がすべてです。
それゆえ、実店舗を持つ飲食店以上にマーケティングに力を入れていますし、どうしたら売れるのかを実店舗を持つ飲食店の何倍も研究していると言ってもよいでしょう。
ですので勝ち組のゴーストレストランを参考に、ぜひメニューを組み立てて行って下さい。
※「ゴーストレストラン」で検索すれば、勝ち組の取組みを調べることができます
※あわせて読みたい記事『テイクアウト容器選定の手引き』
HPはこちら ↓↓
まずは弊社サービス資料をご覧下さい
資料請求はこちらから
メニューに関する相談はお気軽にどうぞ
問合わせはこちらから
【 twitter 】
https://twitter.com/CREATIVE_DEVE
【Instagram 】
https://www.instagram.com/creativedevelopment_inc/?hl=ja
【Facebook】