飲食業界は参入障壁が低く、異業種から脱サラで飲食店をオープンしようと考えている個人の方はとても多いのではないでしょうか。
弊社にお問い合わせ頂く方々の中にも、脱サラでカフェをこれからオープンさせようとしている方々がいらっしゃいます。
そのような方とお話をすると「やりたいことを実現したい」という想いが強すぎて、お客様視点や経営視点に欠けていると感じる事が多々あります。
ひとえにそれが悪いと言うわけではなく、そういった視点からスタートすることはごく自然な事でもあるのですが、ビジネスとして始める以上は客観的視点を持ってお客様ニーズに応えてかつ利益が出るお店作りをしていかないとすぐに淘汰されてしまいます。
そこで客観的視点を与えてくれ軌道修正を施してくれるのがコンサルタントであり、脱サラや異業種からの参入で、いきなり戦場に飛び込んで大きな痛手を覆ってしまうのを防いでくれる役割を担ってくれます。
弊社も開業から関わらせて頂く案件の場合には、業態開発が得意なコンサルタントとタッグを組んで取り組む場合がよくあります。
そのような背景を基に、今回のブログではコンサルタントに相談するメリットをお伝えするとともに、メニューをプロデュースする弊社の視点を交えながら飲食店開業にあたっての心構えをお伝えしていこうと思います。
プロの意見が聞ける
新規開業で、プロの意見を聞けると言うことはとても貴重かつ重要なことだと思います。
脱サラや異業種からの参入ということは、言い換えれば素人が飲食店を始めるということなので当然クオリティが低いお店なりがちです。
その上で、そこからブラッシュアップを重ねてお店全体のクオリティを上げていければいいのですが、実際には素人感を逸脱してクオリティが上がっていく姿を見かけることは残念ながらなかなかありません。
そこでコンサルタントがサポートに入ることによりプロの視点が加わるので、より本格的な飲食店経営をすることができるのです。
さらに弊社のような外部にメニュー開発を委託すれば、商品自体のクオリティを上げることも可能です。
数字に強くなる
コンサルタントに相談をすると、費用対効果の概念やPLベースで経営分析をする意識が養われます。
経営は数字が結果のすべてですので、商品の売れ行きや時間帯別の売上構成などをロジカルに分析する習慣を養う事ができます。
また新メニューを投入する際に新しい機器を導入するかどうか検討が必要な場合には、そのアイテムが何個売れることによりどのくらいの期間で投資回収となるのかという視点で機器購入の判断をする意識を持つこともできます。
飲食店経営を行う以上は、数字意識は常に持っていなければなりません。
弊社でもメニュー開発の際にはグラム単位で各食材の原価を算出し、1アイテムごとに原価計算表を作成して納品させて頂いております。
またコンサルタントと組んで開発にあたる場合は、ABC分析を織り交ぜながらロジカルに考えた上で開発を進めていく場合があったりもします。
それくらい数字数字というものは、飲食店経営にとって重要度が高いのです。
ビジネス感覚が養える
特に開業計画を進めている時だと分かりやすいと思いますが、コンサルタントに相談することで、「やりたいことを実現したい」という視点をビジネスとして成立するような視点に軌道修正してくれるのもメリットの1つといえます。
飲食店は立地商売なので、やりたいことと出店立地との相性がかなり重要です。
さらにいうと、出店立地の商圏にある競合店舗との棲み分けも重要な項目として考えなければなりません。
そしてメニュー開発も競合との差別化を考え、どう特徴づけていくかを意識しながら構築していきます。
もちろん価格帯も大切な要素なので、販売価格を中心に考え、その価格で成立するように原価調整も施していきます。
人気店を作る要素は複合的なので、1つ1つの要素を検証しながらお店作りをしていくビジネス感覚は経営者には必須だと言えるでしょう。
それをコンサルタントが補ってくれると考えれば、初期投資の1つとして安い勉強代だと思えてきますね。
まとめ
繰り返しになりますが、脱サラや異業種からの参入で飲食店をオープンするということは、強者たちが立ちはだかる戦場に槍1つで身を置きにいくようなものです。
ですので、はじめはコンサルタントのようなプロのアドバイザーをつけることが手堅い選択だといえるのかもしれません。
そしてメニューも、弊社ではアドバイサリーや開発代行も行なっておりますので、そういったサポートを受けながら全体のクオリティを上げてオープンして頂けたらと思います。
お困りの際は、是非お気軽にご連絡ください。
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