弊社はメニュー開発に特化したビジネスを行なっていますので様々な食材を取り扱います。
クライアント様のご要望に応じオリジナリティの高い商品をお求めであれば食材にこだわりのあるものを使った手の込んだ商品の開発を行いますし、アルバイトさんにも導入しやすい簡単な商品をお考えであればできる限り調理に手間のかからない食材を使った商品の開発を心がけています。
基本的に多くのクライアント様は、美味しくオリジナリティある商品をお求めになります。
しかし弊社にご依頼頂く多くのクライアント様は、アルバイトさんを中心にした店舗運営をされている方々ですので、実際には手間や技術が必要な商品は極力避けなければなりません。
そこで今回のブログでは、アルバイトさんを中心にカフェを運営されている店舗様にメニューをご提案する際、我々が調理を簡易化するために活用する食材の仕入れにスポットを当て見解を述べていきたいと思います。
既製品の活用
今時の食材事情に少し触れておきますと、例えばケーキやハンバーグなど業務用食品卸の会社さんを通せばほぼ調理不要な完成された食材が簡単に手に入ります。
極端な話それをそのまま出しても一品として成立するくらいです。
そしてモノによっては下手な手作りの商品よりずっと美味しかったりもするので驚きですよね。
だったらそれをそのまま出せば良いのでは?と思われるかもしれませんが、今の時代はそれだけでは商品に魅力を持たせる事はできません。
やはり既製品というのは広く流通している分、どこにでもある似たり寄ったりの味わいになりがちです。
たとえ簡単に作れるとしても、お客様から見た時に満足度の低い商品となってしまいます。
最近の傾向としてカフェにも商品力が求められるようになってきていますので、既製品をそのまま出していたのでは競合との戦いに勝つ事できませんしお客様にも魅力を感じて頂けません。
ですので弊社では、既製品を使用する際には主力商品での活用は避けサイドメニューやちょっとした付け合わせなどに織り交ぜて活用するようにしています。
味のアレンジを加える
ただしその際にも既製品をそのまま使うのではなく、ちょっとしたひとアレンジを加えるようにしています。
それだけでも味にオリジナリティが出ますし、さらに味を美味しくする事もできます。
例えばドレッシングであれば、既製品を仕入れたうえで生野菜などをペースト状にして混ぜ込むなどのアレンジです。
主力商品にはこだわりを
とはいえ先ほどもお伝えした通りカフェにも商品力を求められる時代ですので、すべてがすべて既製品をアレンジして活用という訳にもいかず、競合との戦いに勝つためにも主力商品には多少難易度が上がっても自家製の手の込んだ商品を作るように心がけています。
その場合は、肉であれば精肉を扱う業者さんから生肉を仕入れたり、果物であれば農家さんから産地直送で仕入れることなども検討します。
開発する商品の力の入れ具合により、仕入れにもメリハリをつけていくのです。
おわりに
以上のように、食材の仕入れは開発する商品の力の入れ具合により内容が大きく変わります。
今回のように調理の簡易化に重きを置く場合は、既製品を積極的に取り入れた仕入れを中心に行いますし、主力商品のお話のように手の込んだ開発を行う場合には生鮮食材の仕入れに重きを置きます。
基本的に多くのクライアント様が我々に求めることは「誰でも簡単にできる調理の仕組み化」ですので、既製品を上手く活用しながらオリジナリティを出していくことが、我々に求められている価値といってよいのかもしれません。
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